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歯のコラム

床矯正に年齢制限はある?メリットやデメリット、費用なども解説


こんにちは。由布市庄内町の歯医者「小野歯科医院」です。

床矯正の対象年齢について考えるイメージ

床矯正(しょうきょうせい)は、子どもの歯並びを整える手段として、近年注目されています。「床矯正は何歳から受けられるの?」といった疑問を抱えている保護者の方も多いのではないでしょうか。

この記事では、床矯正の対象年齢や、メリット・デメリット、治療期間、費用などをわかりやすく解説します。

床矯正とは

床矯正の装置を見せる子供の手

床矯正とは、主に子どもを対象とした矯正治療の1つで、あごの成長を利用しながら歯並びを整える方法です。装置には小さなネジやバネが組み込まれており、ご家庭で定期的に調整することで、少しずつあごの幅を広げていきます。これにより、永久歯がきれいに並ぶスペースを確保し、将来の本格的な矯正を軽減または不要にできる可能性があります。

装置は、食事や歯磨きの際に取り外すことができるため、日常生活や口腔ケアへの影響が少ない点も特徴です。ただし、その分、装着時間の管理が必要です。基本的には1日のうち12~14時間以上装着する必要があります。

床矯正の対象年齢

床矯正の装置を装着する様子

床矯正は、成長期の子どものあごの発育を利用する治療法であるため、開始する年齢が非常に重要です。一般的には4歳から12歳前後が対象とされており、特に効果が高いのは6歳から11歳ごろの混合歯列期です。この時期は、乳歯と永久歯が混在しているため、あごの拡大によって歯が綺麗に生えるスペースを作りやすくなります。

ただし、年齢だけで判断するのではなく、子ども一人ひとりのあごの発育や歯の生え方、全身の成長状況などを総合的に判断する必要があります。見た目ではわからない場合もあるため、早めに歯科医師の診断を受けることが大切です。

タイミングが遅れると、床矯正だけでは対応できなくなり、抜歯やほかの矯正治療が必要になることもあります。

床矯正のメリット

床矯正のメリットのイメージ

床矯正には、子どもの成長特性を生かした治療法ならではの利点があります。

装置の取り外しができる

床矯正のメリットの1つに、装置を自分で取り外せる点が挙げられます。歯磨きの際に外すことができるため、口の中を清潔な状態に保ちやすくなります。

装置が口の中に常にある状態だと、奥まで歯磨きが行き届かず、虫歯や歯周病のリスクが高くなりますが、床矯正では自由に外せるため、その心配が少ないです。また、食事のときに装置を外せるため、これまでどおりの食生活が送れます。

ただし、効果をしっかり得るためには、決められた時間きちんと装着しなければいけません。自分で取り外しができるからといって油断せずに、ルールを守る意識を持つことが大切です。

痛みが少ない

床矯正では、お子さまの成長を利用して歯列を広げていきます。強い力をかけて無理に歯を動かしたり顎の骨を広げたりするわけではないので、痛みが少ないとされています。

特に、小児期においては、強い痛みがあると治療への不安や恐怖心が大きくなり、継続が難しくなる可能性も考えられます。しかし、床矯正であればそのリスクを低減できるでしょう。

将来の抜歯を回避できる可能性がある

床矯正によって歯が並ぶための十分なスペースを確保できれば、将来の抜歯や本格的な矯正治療を避けられる可能性があります。あごが狭い状態で永久歯が生え揃うと、歯が並びきらずにガタガタとした歯並びになる可能性が高く、歯並びを整えるためには抜歯が必要になるケースも少なくありません。

しかし、床矯正で早い段階からあごを広げておけば、歯が並ぶスペースを確保できるため、抜歯を回避しやすくなります。歯を抜かずに自然な状態で歯並びを整えられるのは、子どもや保護者にとって大きなメリットと言えるでしょう。

なお、床矯正は骨の発育期に受けることで効果を発揮するため、早期に治療を開始することが重要です。

床矯正のデメリット

床矯正のデメリットのイメージ

多くのメリットがある床矯正ですが、一方で注意すべきデメリットもあります。治療を検討する際には、メリットだけではなく、デメリットも理解したうえで判断することが大切です。

ここでは、床矯正のデメリットを紹介します。

違和感が生じる場合がある

床矯正では、装置に慣れていないために、装着直後や調整後に違和感が生じることがあります。また、装置が舌や頬の内側に触れることで、口内炎ができたり話しづらさや食べにくさを感じたりするお子さまもいるでしょう。

これらの違和感や痛みは多くの場合、一時的なものです。1週間以上続く場合や痛みがひどくなっているような場合には、矯正を担当している歯科医師に相談するようにしましょう。

後戻りが起こる可能性がある

矯正治療を終えた後、整えた歯並びが再び乱れる後戻りと呼ばれる現象が起こるケースがあります。どのような矯正治療でも同様に起こる可能性がある現象ですが、適切に予防策を講じる必要があると言えます。

後戻りの主な原因は、リテーナー(保定装置)の装着不足です。治療後もケアを徹底し、歯科医師の指示に従ってリテーナーの装着時間をしっかりと守ることが重要です。

床矯正だけで歯並びが整うとは限らない

床矯正はあごの幅を広げて歯が並ぶスペースを確保する治療です。それにより、歯が正しい位置に並びやすくなることで、整った歯並びになる可能性が高まります。

しかし、床矯正による治療だけで、必ずしも歯並びが完璧に整うとは限りません。特に、歯と歯のねじれや前後のズレ、噛み合わせの細かな調整は、床矯正だけでは難しいことがあります。

そのため、治療の第二段階としてワイヤー矯正やマウスピース矯正を組み合わせることもあります。床矯正はあごの成長を利用できる年齢でのみ可能な治療なので、将来的に本格的な矯正にスムーズにつなぐための土台作りと考えるとよいでしょう。

床矯正の治療期間

床矯正の治療期間のイメージ

床矯正の治療期間は、症状の程度やお子さまの成長段階、装置の使用状況などによって異なりますが、1〜3年程度が一般的です。ただし、歯並びの乱れが強いケースでは、治療に要する期間が長くなる傾向があります。

また、治療中は1〜2か月ごとに歯科医院でチェックを受ける必要があります。この定期的な通院により、装置の調整や経過観察が行われ、計画に沿った治療の進行が可能になります。

床矯正の費用

床矯正の費用のイメージ

床矯正は保険が適用されない自由診療となるため、治療費は歯科医院によって異なります。一般的な相場は20万円〜40万円程度です。費用の大まかな内訳は、以下のとおりです。

  • 初診料(カウンセリング料):無料〜5,000円程度
  • 精密検査・診断料:2万円〜5万円程度
  • 矯正装置代:10万円〜20万円程度
  • 通院ごとの調整料:1回あたり3,000円〜5,000円程度

特に床矯正では、お子さまの成長に合わせて装置を作り直す場合もあります。そのため、治療が進むにつれて追加の費用が発生する可能性もあることを理解しておきましょう。

まとめ

床矯正をしている男の子

床矯正は、成長期のお子さまのあごの発育を利用して歯並びのスペースを確保する治療法です。4歳から12歳ごろまでの混合歯列期に行うのが理想とされていて、それ以降もあごの成長が見込める場合は可能です。

装置の取り外しができる、痛みが少ない、将来の抜歯を回避できるといったメリットがある一方で、違和感が生じる場合がある、後戻りが起こる可能性がある、床矯正だけで歯並びが整うわけではないといったデメリットもあります。

治療期間は1〜3年程度が目安で、定期的なメンテナンスや保定期間の徹底が成功のためには欠かせません。費用は20万円〜40万円程度が一般的です。

床矯正は適切なタイミングでの開始と継続的なケアが重要な治療法です。歯科医師との十分な相談を経て、お子さまに合った矯正方法を選びましょう。

床矯正を検討されている方は、由布市庄内町の歯医者「小野歯科医院」にお気軽にご相談ください。

当院では、30年以上の経験を持つ院長が一人ひとりに合わせた治療を提供しています。一般歯科から、マウスピース矯正やインプラントなどの治療も行っていますので、お口のお悩みはぜひご相談ください。

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