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歯のコラム

顎関節症の原因とは?放っておくリスクと治療法も


こんにちは。由布市庄内町の歯医者「小野歯科医院」です。

顎関節症で痛む顎を押さえる女性

顎関節症は、顎の関節やその周囲の筋肉に痛みを感じたり、口を開けたときにカクカク音がしたりする状態をいいます。気にならない程度の症状であれば、そのまま放置するかもしれません。

しかし、放置していると症状が悪化して食事がうまくとれなくなることがあるため、注意が必要です。

では、どうして顎関節症になるのでしょうか。

今回は、顎関節症の原因や放置するリスク、治療法などについて解説します。

顎関節症とは

顎関節症の患部の模型

顎関節症(がくかんせつしょう)とは、顎の関節やその周辺にある筋肉、靭帯、軟骨などに何らかの異常が起こり、痛みや動かしにくさなどの症状が現れる病気です。

主な症状には、口を開けたときの痛みや顎の運動範囲の制限、顎関節からの異音などがあります。症状の程度や現れ方には個人差があり、数週間で自然と改善することもあれば、慢性的に続くケースもあります。

また、顎関節症は顎だけの問題にとどまらず、肩こりや頭痛、耳鳴りといった全身の不調と関連することもあるため、軽く見ずに適切に対処することが大切です。

顎関節症の原因

顎関節症の原因になる歯ぎしりをしながら眠る女性

顎関節症は、ひとつの原因だけで発症するのではなく、いくつかの要因が複雑に関係していることが多いのが特徴です。ここでは、顎関節症の代表的な原因について詳しく解説します。

歯ぎしり・食いしばり

無意識のうちに歯を強くすり合わせたり、噛み締めたりする習慣は、顎関節にかなりの負担をかける原因となります。特に、睡眠中に起こりやすい歯ぎしりは、本人が気づかないまま顎関節に継続的な力を加えています。

このような習慣が続くと、関節や周囲の筋肉に疲労がたまり、顎の痛みや開閉のしにくさがあらわれやすくなります。特にストレスが関与している場合が多く、精神的な緊張状態が続くと、症状が悪化しやすいため注意が必要です。

噛み合わせの乱れ

噛み合わせがわずかにずれていても、顎の関節に大きな負担がかかることがあります。上下の歯が正しく噛み合っていないと、顎の動きが偏り、筋肉や関節に無理な力がかかりやすくなるのです。

特に、片方の歯だけで噛む習慣があると、左右の筋肉のバランスも崩れやすくなり、顎関節症の原因になることがあります。

こうした噛み合わせの問題は自然に改善されることは少ないため、歯科医師による診断と調整が必要です。

ストレス

ストレスは、顎関節症の発症や悪化に深く関係しています。

不安や緊張が続くと、無意識に歯を食いしばる癖が現れたり、顎周辺の筋肉が常に緊張した状態になったりします。そうした状態が積み重なると、顎関節や咀嚼筋に負担がかかり、痛みや違和感を引き起こす原因となるのです。

特に、仕事や人間関係、家庭の問題など、日常的なストレスが大きい場合は、顎関節症を引き起こしやすくなると考えられています。ストレスがたまっていると感じたときは、リラクゼーションや軽い運動などで心身の緊張をほぐすことが大切です。

外傷や強い衝撃

転倒や交通事故、スポーツ中の怪我などによって顔や顎に強い衝撃が加わると、顎関節が損傷を受けることがあります。打撲などによって関節内部に炎症が起きたり、靭帯が伸びたりすることで、痛みや開口障害が現れることがあるのです。

外傷が原因の場合は、見た目に異常がないことも多く、症状が進むまで気づかれにくい傾向があります。

姿勢の悪さ

猫背やうつむいた姿勢、頬杖をつく習慣など、日常的な姿勢の悪さも顎関節症の原因となることがあります。これらの姿勢は頭の位置を正しい位置からずらし、顎や首、肩の筋肉に不自然な力をかけるため、慢性的な緊張状態を引き起こします。

また、パソコンやスマートフォンの使用時に前かがみの姿勢が続くと、下顎が後方に引かれる状態が続き、顎関節への負担が増加します。こうした影響が蓄積されることで、顎の機能に支障をきたすことがあるのです。

顎関節症を放っておくリスク

顎関節症を放っておくリスクを説明するイメージ

顎関節症は自然に治ることもありますが、何もせずに放置すると症状が悪化し、日常生活にさまざまな影響を及ぼすことがあります。

痛みや違和感が慢性化する

顎関節症の初期段階では、口を開けたときの軽いクリック音や、顎の周囲に鈍い痛みを感じる程度で済むことが多いです。

しかし、正しい対処をしないまま放置すると、炎症が広がり、顎の関節や筋肉にダメージが蓄積されていきます。その結果、顎の痛みや違和感が常に続いたり、口の開閉が困難になったりすることがあるのです。

また、顎の問題が原因で、噛み合わせのバランスが崩れると、肩こりや頭痛など、全身の不調につながる可能性もあります。

初期の段階で適切な治療を受けることで、慢性化を防ぎ、顎の機能を正常に保つことができます。

食生活に支障が出る

顎関節症が悪化すると、食事の際に口が大きく開かない、噛むときに痛みが出るといった症状が現れることがあります。

こうした不快感から、自然とやわらかいものばかりを選ぶようになり、食事の内容が偏りがちになります。十分に噛めないことで消化に負担がかかったり、栄養バランスが崩れたりする恐れもあるでしょう。

食事は毎日の体づくりの基本であるため、顎の不調が長引くと健康全体に影響を及ぼす可能性があるのです。

精神的なストレスが増加する

顎関節症による不快な症状が続くと、日常生活や人との会話に支障が出て、精神的な負担が大きくなっていきます。

食事がしづらい、会話が億劫になるといった状態が続けば、気分が落ち込みやすくなります。また、慢性的な痛みが続くと、無意識のうちにストレスが溜まり、それがさらに症状を悪化させるという悪循環に陥ることもあります。

心と体は密接に関係しているため、顎の痛みを軽く見ず、早めに対処することが大切です。

顎関節症の治療法

規則正しい生活をするイメージ

顎関節症の治療は、症状の重さや原因によって段階的に行われます。ここでは、主な治療法をご紹介します。

生活習慣の改善

日常の生活習慣も、顎関節症の症状に大きく影響します。硬い食べ物を避ける、片側だけで噛む癖をやめる、長時間のスマートフォン使用を控えるといった工夫が、顎への負担を減らします。

また、睡眠不足や長時間の緊張状態は、筋肉の緊張を強める原因となるため、規則正しい生活リズムを意識することも大切です。自分の生活を見直し、小さな習慣を改善することで、症状の改善や再発予防につながります。

スプリント療法

スプリント療法は、マウスピースのような装置を使って顎の関節や筋肉にかかる負担を減らす治療法です。睡眠中に装着することで、歯ぎしりや食いしばりによる圧力を分散し、顎関節へのダメージを防ぎます。

この装置は患者さんの歯型に合わせて作られるため、装着感が良く、夜間の違和感も少ないです。痛みが強い場合や、関節に大きな負担がかかっていると感じる際には、まずスプリント療法が検討されることが多いです。

理学療法

理学療法では、顎の筋肉や関節の動きをスムーズにすることを目的に、専門的なマッサージや温熱療法、ストレッチなどが行われます。これらの処置により、顎周辺のこわばりが緩和され、痛みの軽減や関節の可動域が広がることが期待されます。

特に筋肉の緊張が強いケースでは、理学療法が有効な場合があります。

薬物療法

薬物療法では、痛みや炎症が強い場合に薬を使って症状をやわらげます。具体的には、消炎鎮痛薬、筋弛緩薬、抗不安薬などが使用されることがあります。

これらの薬はあくまで一時的なケアであり、根本的な原因の改善には、ほかの治療法と併用することが一般的です。また、副作用が現れる可能性もあるため、歯科医師の指示に従って使用する必要があります。

まとめ

顎関節症の痛みから解放されて笑顔で語り合う男女

顎関節症は、歯ぎしりや食いしばり、噛み合わせの乱れ、ストレス、外傷、姿勢不良など、複数の原因が重なって生じることが多い疾患です。顎関節症の原因を理解することで、自身の生活習慣や身体の使い方を見直すきっかけになります。

初期の違和感を軽視すると、痛みの慢性化や機能低下につながる恐れがあります。日常の癖や姿勢に目を向け、必要に応じて歯科医師の診察を受けることが大切です。早期に原因へ働きかけることで、顎への負担を減らし、快適な生活を維持しやすくなります。

顎関節症の症状にお悩みの方は、由布市庄内町の歯医者「小野歯科医院」にお気軽にご相談ください。

当院では、30年以上の経験を持つ院長が一人ひとりに合わせた治療を提供しています。一般歯科から、マウスピース矯正やインプラントなどの治療も行っていますので、お口のお悩みはぜひご相談ください。

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