インプラント治療は痛い?痛みがあるときの対処方法も
こんにちは。由布市庄内町の歯医者「小野歯科医院」です。

インプラント治療を検討されていて、「インプラント治療は痛いのでは?」「痛いときはどうしたらいいの?」といった不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、インプラント治療による痛みの有無や、痛みがあるときの対処方法について解説します。インプラント治療を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。
インプラント治療とは

インプラント治療とは、歯を失った部分のあごの骨に人工歯根(インプラント体)を埋め込み、その上に人工の歯(上部構造)を装着することで、失った歯の機能と見た目を回復する治療法です。
インプラントは、体になじみやすいチタンで作られており、あごの骨としっかり結合します。そのため、しっかり噛める安定性と自然な見た目を再現できるのが特徴です。
治療は、一般的に3つのステップで進みます。まず行われるのが、インプラント体をあごの骨に埋め込む手術です。その後、数カ月の治癒期間を経て骨とインプラントが結合します。最後に、人工歯を取り付けて治療が完了します。
インプラントは、入れ歯やブリッジと異なり、まわりの歯を削る必要がなく、顎の骨に固定されるため、まるで自分の歯のように違和感なく使える点が大きなメリットです。
インプラント治療は痛い?

インプラント治療に対して「痛そう」「怖い」と感じる方が多いのではないでしょうか。外科手術を伴うため、こういった不安を抱えるのは当然のことといえるでしょう。
しかし、実際には最新の麻酔技術や治療法により、痛みを最小限に抑えて処置が進められています。ここでは、治療の各段階における痛みの有無や程度について詳しく見ていきましょう。
手術中の痛み
インプラントの手術の際は局所麻酔を使用するため、一般的には手術中に痛みを感じることはありません。歯ぐきを切開し、顎の骨に穴を開けて人工歯根を埋め込むという一連の処置は、しっかりと麻酔が効いている状態で行われます。術中に痛みを感じることはほとんどないといえるでしょう。
ただし、麻酔が効いていても、骨に振動が伝わる感覚や圧迫されるような感覚を覚えることはあります。
不安が強い方や、緊張しやすい方には、笑気麻酔や静脈内鎮静法などのリラックスできる麻酔を用意している歯科医院もあります。治療に対する不安が強い場合は、事前に歯科医師に相談してみましょう。
手術直後の痛み
手術が終わったあと、麻酔が切れてくると、ジンジンとした痛みが出てくることがあります。これは、歯ぐきを切ったり、インプラントを骨に埋めたりしたことによる炎症反応のひとつです。
多くの場合は、歯科医院で処方された痛み止めを服用することで、十分にコントロールできる程度の痛みです。
痛みのピークは手術後1~2日目くらいで、3日目以降和らいでいくのが一般的です。術後は無理せず安静に過ごすことが大切であり、痛みが強い場合でも長く続くようであれば、迷わず歯科医師に相談しましょう。
治療後の痛み
手術後の痛みが落ち着いてきたら、その後に強い痛みを感じることはほとんどないでしょう。患部で硬いものを噛んだり、極端に熱いもの・冷たいもの、辛いもの、酸っぱいものなどを飲食したりした際には、痛みや違和感を覚えるかもしれません。
強い痛みが発生した場合や、痛みが長く続く場合は、感染などのトラブルが起きている可能性があるため、早めに歯科医院に相談するようにしてください。
インプラント治療後に痛みがあるときの対処方法

術後の痛みは多くの場合、自然な経過として現れるものですが、適切な対処を行うことで症状を和らげて回復を早められるでしょう。ここでは、痛みがあるときの具体的な対処方法をご紹介します。
歯科医院での診察
痛みが数日以上続く、もしくは日に日に強まる場合には、自己判断せずにすぐに歯科医院を受診しましょう。インプラントが骨としっかり結合する過程で問題が生じているケースや、歯ぐきに炎症や感染が起きているケースなど、放置すると悪化する可能性もあります。
専門的な診断を受けることで、原因を明らかにし、適切な処置や薬による治療が受けられます。早期の対応が、その後のインプラントの安定性や口腔内の健康を守ることにつながります。
安静にする
体を動かしすぎると、血行が良くなって炎症が悪化し、痛みが強くなることがあります。そのため、インプラント手術後は無理をせず、ゆっくり休むことが大切です。
特に、治療した直後は、運動や重いものを持つ動きは避けて安静に過ごしましょう。体が落ち着いてくると、痛みもおさまりやすくなります。
触らない
インプラントを入れた部分が気になっても、指や舌で不用意に触れるのは避けましょう。触ることで細菌が入りやすくなり、傷が治るのを妨げる原因になります。また、無意識に奥歯で強く噛んだり、硬い食べ物を噛んだりする方もいますが、手術後はそっとしておくことが大切です。
治療した部分はとてもデリケートな状態ですので、必要以上に刺激を与えずに回復するのを待ちましょう。
痛み止めを服用する
術後の痛みには、歯科医院から処方された鎮痛薬を正しく服用することも基本的な対処法といえます。歯科医師の指示通りに使用することで、痛みを抑えられるでしょう。
市販の鎮痛薬を使用する場合は、服用しても問題がないかどうかを事前に歯科医院で確認しておくと安心です。また、使用上の注意をよく読み、過剰に服用したり、長期間にわたって継続的に服用したりすることは避けてください。
痛み止めを常用しなければならないほど痛みが長く続く場合や、痛み止めを飲んでも我慢できないほど痛みが強い場合は、歯科医師に相談しましょう。
食事に注意する
インプラント治療後の数日間は、食事内容にも気を配る必要があります。硬い食べ物や熱いもの、刺激の強い料理は避けましょう。粘膜や傷口に負担をかけると、痛みが強まったり、炎症が悪化したりする可能性があるためです。
おかゆやスープ、煮込み料理など、やわらかくて常温に近いものを選ぶと安心です。また、インプラントを埋入した側ではなく、反対側で噛むようにすると、傷口への刺激を減らすことができます。衛生面にも注意し、食後は口の中を清潔に保ちましょう。
冷やす
インプラント手術後に腫れや痛みがある場合には、患部を冷やしてみてください。保冷剤や濡れタオルを頬の外側から軽く当てることで、炎症による腫れを抑える効果が期待できます。
ただし、長時間にわたって冷やし続けると、血行が悪化して治癒が遅れる可能性があります。10分ほど冷やしたら20分ほど休む、といった適度な間隔で行うことが大切です。
また、直接肌に保冷剤を当てると凍傷の心配があるため、タオルに包んで使用するようにしてください。冷やすことで痛みの緩和につながり、術後の不快感を軽減するのに役立ちます。
頭を高くして寝る
仰向けで寝ていると、血流が手術した部分に集中しやすくなり、痛みや腫れが強く感じられることがあります。こうした症状をやわらげるためには、頭の位置を少し高くして眠るのが効果的です。
枕を重ねたり、枕の下にバスタオルを入れたり、少し傾斜のある体勢で休むことで、口内への血流の増加を防げます。腫れやズキズキした感覚を軽減できるかもしれません。手術を受けた当日から数日間は、こうした工夫を取り入れると症状をやわらげやすくなります。
まとめ

インプラント治療では、手術の影響で痛みを感じる方が多いですが、適切な麻酔や痛み止めの使用によりコントロールすることが可能です。治療後に痛みがあるときは、安静にすることや冷やすことで痛みが和らぐでしょう。
痛みが長引いたり、強くなったりする場合は、歯科医師に相談することが大切です。治療に対する不安を感じている方は、歯科医師に相談してみてはいかがでしょうか。
インプラント治療を検討されている方は、由布市庄内町の歯医者「小野歯科医院」にお気軽にご相談ください。
当院では、30年以上の経験を持つ院長が一人ひとりに合わせた治療を提供しています。一般歯科から、マウスピース矯正やインプラントなどの治療も行っていますので、お口のお悩みはぜひご相談ください。
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