由布市で叶える、自信の笑顔。小野歯科医院の矯正治療

一般歯科・むし歯治療

一般歯科・むし歯治療


お口の健康の土台を築く一般歯科・虫歯治療

一般歯科は虫歯の治療や歯の根の治療、歯周病のケアなど、お口の健康を守るための基本となる診療分野です。

皆様が「歯が痛い」「歯がしみる」と感じて歯科医院を訪れる際の、最初の入り口でもあります。

この治療をいかに丁寧に行うかが歯の寿命、ひいては皆様の将来の生活の質に大きく関わってくると、私は考えております。

一本の歯にできた、ほんの小さなむし歯。

それを「まだ大丈夫だろう」と放置してしまうと、やがて痛み出し、神経を抜くことになりかねません。

歯を一本失えば噛み合わせのバランスが崩れ、隣の健康な歯にまで負担がかかります。

当院では、そのような事態を未然に防ぎ、患者様ご自身の歯を一本でも多く、一日でも長く、健康な状態で保つことを治療の大きな目的としています。

目の前の症状を取り除くだけでなく、その先にある未来を見据えた、丁寧な治療を心がけています。

当院の虫歯治療における基本的な考え方

トップ15|小野歯科

虫歯はお口の中に存在する細菌が原因で歯が溶けていく病気です。

治療の基本はむし歯に侵された部分を正確に取り除き、機能的にも見た目にも問題のないように修復することです。

しかし、その過程には歯の将来を左右する、いくつかの重要な配慮が必要となります。

むし歯の進行と適切な処置

虫歯の進行|小野歯科

むし歯はその深さによって治療法が異なります。

当院では歯への負担を可能な限り抑えるため、進行段階を見極め、それぞれに適した処置を選択します。

※横にスクロールできます →
段階 症状 治療法
ごく初期のむし歯 白い濁りや薄茶色の変色 フッ素塗布、歯磨き指導(削らない治療)
浅いむし歯 冷たいものがしみる むし歯部分除去、白い樹脂による修復
深いむし歯 ズキズキとした痛み、温かいものがしみる 根管治療(神経の治療)
重度のむし歯 歯の大部分が崩壊 抜歯または土台を立てた修復

ごく初期のむし歯

歯の表面が白く濁る、あるいは薄く茶色くなる程度の、ごく初期の段階です。

この時点では、歯に穴は開いていません。

フッ素を塗布して歯の自己修復能力を高めたり、歯磨きの方法を改善したりすることで、削らずに進行を止められる可能性があります。

定期検診での早期発見が、歯を守る鍵となります。

浅いむし歯

歯の表面のエナメル質が溶け、その内側にある象牙質まで達した状態です。

冷たいものがしみるなどの症状が出始めることがあります。

治療ではむし歯に侵された部分だけを丁寧に取り除き、歯の色に近い白い樹脂(コンポジットレジン)を詰めて修復します。

一日で治療が完了することがほとんどです。

深いむし歯

むし歯が歯の神経(歯髄)まで達してしまった状態です。

何もしなくてもズキズキと痛む、温かいものがしみる、といった強い症状が現れます。

この段階では歯の神経を取り除き、歯の根の中を綺麗に清掃・消毒する「根管治療」という精密な処置が必要です。

この治療を丁寧に行うことで、以前は抜くしかなかったような歯でも、機能を回復させ、残すことが可能になります。

重度のむし歯

歯の大部分が崩壊し、根っこだけが残った状態です。

ここまで進行すると、残念ながら抜歯となる可能性も高まります。

しかし、根の状態が良ければ、土台を立てて被せ物を作ることで、再び噛めるように修復できる場合もあります。

歯を残すための方法を探求するのが当院の方針です。

歯の寿命を第一に考えた治療

当院では治療を行う上で常に「歯の寿命」を念頭に置いています。

削る量は必要最小限に

一度削ってしまった歯は、二度と元には戻りません。

健康な部分を多く残すほど、歯は強度を保ち、長持ちします。

当院では治療部位を拡大して見ることができる拡大鏡や、精密な切削が可能な電動ハンドピースを使用し、むし歯に侵された部分だけを正確に取り除くことに努めています。

この地道な作業が、5年後、10年後の歯の健康状態を左右するのです。

痛みを和らげるための取り組み

治療時の痛みを少しでも軽減できるよう、様々な配慮をしています。

麻酔時の配慮
  • 表面麻酔を塗布し、針を刺す感覚を鈍らせる
  • 極細の注射針を使用
  • 一定の速度でゆっくりと麻酔液を注入

また、症例によってはレーザー機器を使用することもあります。

レーザーは痛みが少なく、治癒を早める効果も期待できるため、患者様の心身への負担を軽減します。

正確な診断を支えるデジタルレントゲン

デジタルレントゲン|小野歯科

適切な治療は、正確な診断から始まります。

当院ではデジタルレントゲン機器を導入しています。

これは従来のフィルムタイプに比べて放射線の被ばく量が少なく、撮影後すぐに鮮明な画像を確認できる装置です。

歯と歯の間の小さなむし歯や、被せ物の下の状態など、目では見えない部分を正確に把握し、治療計画の精度を高めます。

医院全体で支える一貫性のある治療

当院では院長一人が治療方針を決定し、実行するだけではありません。

歯科衛生士、歯科助手、受付に至るまで、医院のスタッフ全員が患者様の情報を共有し、チームとして一貫性のある質の高い治療を支えています。

徹底した情報共有体制

電子カルテシステム|小野歯科

当院では日々のミーティングや電子カルテシステムを活用し、患者様一人ひとりの治療計画、進捗状況、注意事項、さらには治療に対するご希望や不安といった情報まで、スタッフ全員が常に把握できる体制を整えています。

これにより、どのスタッフが対応しても、患者様に対して的確で、心のこもった対応が可能となります。

「担当者によって言うことが違う」といった不安を感じさせることはありません。

医院全体が、皆様の治療のサポーターなのです。

納得いただくまでの丁寧な説明

治療計画|小野歯科

治療を始める前には、必ず十分な時間を確保し、検査結果や治療方針についてご説明します。

レントゲン写真などをお見せしながら、現在のお口の状態、なぜこの治療が必要なのか、どのような選択肢があるのかを、専門用語を使わずに分かりやすくお伝えします。

疑問点や不安な点がすべて解消され、患者様ご自身が「この方法で治療を受けたい」と心からご納得いただくまで、決して先に進むことはありません。

このプロセスこそが、信頼関係の礎であると信じています。

治療から予防へ〜健康な状態を維持するために

むし歯の治療が終わった瞬間は、ゴールではなく、新しいスタートです。

治療によって取り戻した健康な状態を、いかに長く維持していくか。

それこそが重要なことなのです。

なぜ予防が重要なのか

毎日歯磨きをしていても、歯と歯の間や歯と歯ぐきの境目など、磨き残しやすい場所には細菌の塊(バイオフィルム)が付着します。

このバイオフィルムはうがい薬や通常の歯磨きでは落としきれず、虫歯や歯周病の温床となります。

この細菌の巣を定期的に破壊し、お口の中を清潔な状態にリセットすることが、再発を防ぐ上で不可欠です。

当院の予防処置

当院では歯科衛生士による専門的な予防処置を行っております。

予防処置の内容

  • 「PMTC」
    専用機器による徹底的な歯石・バイオフィルム除去
  • 「TBI(歯磨き指導)」
    患者様に合わせた効果的な歯磨き方法
  • 「フッ素塗布」
    歯質を強化し虫歯を予防

これらを通じて、むし歯になりにくいお口の環境作りをサポートいたします。

歯科医院は「痛くなってから行く場所」ではなく、「健康を維持するために通う場所」へ。

そのように、皆様の意識が変わるきっかけとなれれば、これほど嬉しいことはありません。

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