インプラントの手術の流れと費用!注意点も
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こんにちは。由布市庄内町の歯医者「小野歯科医院」です。

インプラント治療は、歯を失った箇所に人工歯根を埋め込んで機能と見た目を回復させる先進的な治療法です。天然歯に近い噛み心地や美しさを取り戻せることから、近年では多くの人に選ばれていますが、外科的な手術を伴うため不安を感じる方も少なくありません。
特に、手術の流れやかかる費用、注意すべき点など、事前に知っておきたいことはたくさんあります。
今回は、インプラント手術の基本から具体的な流れ、そして費用の目安や注意点までをわかりやすく解説します。
インプラントとは

インプラントは、歯を失った部分に人工の歯根(インプラント体)を埋め込み、その上に人工歯を装着する治療法です。見た目が自然で、機能面でも自分の歯に近い感覚を取り戻せるため、義歯やブリッジに代わる選択肢として注目されています。
インプラントは、チタン製のインプラント体、人工の土台であるアバットメント、そしてセラミックなどで作られた上部構造(人工歯)の3つのパーツで構成されます。インプラント体が顎の骨としっかり結合することで、安定感のある噛み心地が得られます。
ほかの歯を削らずに済み、耐久性も高いため、長期的な視点で見たときに多くのメリットがあるとされている治療法です。
インプラントの手術の流れ

インプラント治療は、複数のステップを経て慎重に進められます。以下に代表的な流れをご紹介します。
カウンセリング・検査
インプラント治療は、まずカウンセリングからスタートします。ここでは、歯科医師による口腔内のチェックや悩み・希望のヒアリングが行われ、インプラントが適応可能かを判断するための第一ステップとなります。
その後、精密検査としてレントゲンやCT撮影、歯周病や噛み合わせの状態確認などが行われます。これにより、骨の量や質、神経や血管の位置を正確に把握し、安全に手術を行うための情報を整えます。検査結果をもとに治療計画を立て、患者さまに説明していきます。
一次手術
一次手術では、歯茎を切開して顎の骨に小さな穴を開け、そこにインプラント体(人工歯根)を埋め込みます。手術は局所麻酔下で行われるため、痛みはほとんど感じません。また、1本あたりの所要時間はおよそ30分〜1時間程度が一般的です。
埋め込みが完了したら、切開した歯茎を縫合し、インプラント体と顎の骨がしっかり結合するまで数ヶ月間待つことになります。この期間は、治療の成功を左右する重要な工程です。
待機期間
インプラント体を埋め込んだあと、すぐに歯を取り付けるわけではありません。ここで数ヶ月間の待機期間が設けられます。この期間は、インプラント体と顎の骨がしっかり結合するのを待つための時間であり、通常は2〜6ヶ月ほどかかります。
この期間中に骨との結合が進むことで、インプラントが長持ちする安定した土台となります。焦らずじっくりと待つことが、成功のポイントです。
二次手術
二次手術は、インプラントが骨としっかり結合したことを確認したあとに行われる小規模な手術です。埋め込まれたインプラントの上部を少しだけ歯ぐきから出し、人工歯を取り付けるための土台となるパーツ(アバットメント)を装着します。
この処置により、歯ぐきが自然な形で仕上がりやすくなり、最終的な人工歯との見た目のバランスも整いやすくなります。処置自体は短時間で終わることが多く、身体への負担も比較的少ないのが特徴です。
治癒期間・型取り
歯ぐきの治癒を見ながら、人工歯を作るための型取りを行います。型取りはインプラントの位置や角度に合わせて行うため、より自然で違和感のない仕上がりが期待できます。
完成までには数週間〜1ヶ月ほどかかりますが、ここを丁寧に進めることで、見た目や噛み合わせの精度が高まります。
人工歯の装着
仮歯での最終調整が終わると、いよいよセラミック製の人工歯を装着します。これによって、見た目の自然さ、噛む力、発音のしやすさなどが大きく改善されます。人工歯はセラミックなどの高品質な素材で作られており、色や形も周囲の歯としっかり調和します。
装着後は、慎重に噛み合わせの調整が行われ、快適な使い心地に仕上げていきます。仕上がりが自然で美しく、長く快適に使える点がインプラント治療の大きな魅力です。
メンテナンス
インプラントを長く使い続けるためには、定期的な検診とメンテナンスが欠かせません。歯科医院では、インプラントの周囲に炎症が起きていないか、噛み合わせに問題がないかなどを定期的にチェックします。
セルフケアとしては、毎日の歯磨きに加えて、歯間ブラシやデンタルフロスなどを使った丁寧な清掃が必要です。インプラントを安定して使用するには、歯科医院でのプロによるチェックと自宅でのケアを両立させることが重要です。
インプラントの手術の費用

インプラント治療は、自費診療にあたるため、一般的な保険診療と比べて費用が高額になりやすいのが特徴です。1本あたりの相場は、30万円〜50万円ほどとされています。
この費用には、診断、手術、上部構造の作製・装着などが含まれるのが一般的ですが、骨造成などの追加処置が必要な場合は、さらに費用が加算されることがあります。また、歯科医院によって料金体系や治療内容が異なるため、治療を受ける前には、必ず見積もりや説明を受けるようにしましょう。
費用の内訳や保証期間なども確認しておくと、安心して治療に臨むことができます。
インプラントの手術を受けるときの注意点

インプラント手術の成功には、術後の過ごし方やケアが大きく関わってきます。ここでは、手術を受けるときに意識しておきたいポイントを見ていきましょう。
口腔ケアを徹底する
インプラント手術の前後で最も重要なのが、毎日の口腔ケアです。手術を受ける前に、歯や歯ぐきの状態を整えることで、細菌の感染リスクを抑え、手術後の経過を良好に保てます。
インプラントは虫歯にはなりませんが、周囲の歯ぐきが炎症を起こすインプラント周囲炎という病気になる可能性があり、これが進行するとインプラントが脱落することもあります。そのため、手術前からしっかりとブラッシングを行い、歯科医院でのクリーニングや定期検診を受けることが大切です。
また、喫煙は血流を悪くして治癒を妨げるため、できる限り控えることが望ましいとされています。
硬いものや粘着性の高いものを控える
インプラント治療中は、硬いものやネバネバした食べ物を避ける必要があります。せんべいやナッツ類、ガム、キャラメルなどを噛むと、手術箇所に負担がかかり、痛みや違和感が出たりすることがあります。
柔らかく食べやすいものを選ぶようにしましょう。
術後の生活習慣を整える
インプラントの安定を長く保つためには、手術後の生活習慣が大きく影響します。喫煙は血流を悪化させ、傷の治りを遅くするだけでなく、インプラントが骨に結合するのを妨げる原因にもなります。できれば手術前から禁煙を開始し、術後も継続することが望まれます。
また、毎日の丁寧な歯磨きやデンタルフロスの併用を習慣づけ、口腔内を清潔に保つことが、トラブルの予防につながります。
定期的にメンテナンスを受ける
インプラントを長く良い状態で使い続けるためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。インプラントの周囲には、天然の歯と同じように歯垢や汚れがたまりやすく、放置するとインプラント周囲炎という炎症を起こすことがあります。これは歯周病に似たもので、進行すると骨が溶けてインプラントがぐらつく原因になります。
定期検診では、専門の器具を使ってしっかりとクリーニングが行われ、インプラントの状態や噛み合わせもチェックされます。自分では気づきにくいトラブルを早期に見つけ、必要な処置を受けることができるため3ヶ月に1回を目安に通院を続けましょう。
異変があればすぐに受診する
インプラント手術後に強い痛みや腫れ、出血が長く続く場合、あるいは発熱や膿が出るなどの症状がある場合には、何らかの問題が生じている可能性があります。放置するとインプラントの脱落や感染の拡大につながるため、少しでも異常を感じたらすぐに歯科医院を受診しましょう。
早めの対応が大事な歯を守り、治療の成功率を高める結果につながります。
まとめ

インプラント治療は、失った歯を補うための選択肢の中でも、見た目や機能の自然さに優れた方法とされています。ただし、手術が必要で、治療期間や費用もかかるため、正しい知識を持って判断することが大切です。
治療の流れや注意点をきちんと理解し、自分の口腔内の状態やライフスタイルに合った方法かどうか、じっくり検討しましょう。
インプラント治療を検討されている方は、由布市庄内町の歯医者「小野歯科医院」にお気軽にご相談ください。
当院では、30年以上の経験を持つ院長が一人ひとりに合わせた治療を提供しています。一般歯科から、マウスピース矯正やインプラントなどの治療も行っていますので、お口のお悩みはぜひご相談ください。
当院のホームページはこちら、ネット予約も受け付けておりますので、ご活用ください。

■この記事の監修者
小野 智之
経歴
- 1978年 日本歯科大学 卒業
- 1978年~1982年 東京医科大学口腔外科学教室 勤務※在任中2年間インドシナ難民救援のため医療救援活動に参加
- 1982年~1986年 松坂屋歯科室 勤務
- 1986年 小野歯科医院 勤務
- 1991年12月 小野歯科医院 院長就任現在に至る
修了研修・学会等
- OAM先進インプラント認定医
- 国際歯周病内科学研究会会員
- 日本口腔インプラント学会会員
097-582-2200